ドラム式洗濯機がもたらした、家族団らんの時間

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気づくと、ゆっくりと過ごす時間がふえた

「なんか最近、本読んでる姿をよく見るようになった気がする」

日曜日の午前中、嫁さんがポツリと呟いた。
本をそっと閉じて、前はどうだったかな、と考える。
洗濯物を回して、洗い物をして、掃除して、ゴミを出して、洗濯物を干して、
それから少し、一休み。洗濯物が乾いたら次は、、、
以前の休日は、家事を片付けるところからはじまっていたことを思い出した。

「確かに、以前はバタバタしてたかも」

僕はふっと笑った。
なんで時間にゆとりができたんだっけ?
最近の休日といえばーーー
起きて、洗濯物回す、掃除して、洗い物して、、終わり?
そんなことを考えていたら、ゴウンゴウンとなっている洗濯機に目が移った。

「あ、、、、キミか」

キミが我が家の時間を増やしてくれたんだな。
そんなことを思いながら、犬とたわむれる嫁さんを横目に、
僕は先日買った「ドラム式洗濯機」を眺めていた。

基本的に「この家事が嫌い」ということはあまりないのだけど、
この「洗濯」という家事は厄介だ。

何しろ他の家事に比べて、工程が多く、家事が終わるまでの時間が異様に長い。
洗濯物をわけてネットに入れ、洗剤入れて、ボタン押して、脱水後には
ハンガーにかけて干して、乾いたら取り込んで畳み、クローゼットにしまう。。

もっと細かく分けたら何肯定あるのかわからない。
おまけに天候に左右される。
雨で干せずに洗濯物が溜まった時なんて最悪だ。
1日2回洗濯をしないといけない時は、1日これで拘束されるのか・・・とため息が出る。

何年もやり続けていたこの「洗濯」という家事。
ドラム式洗濯機が我が家にやってきてからはどうだろう。
僕がやっているのは「洗濯物を入れて、ボタンを押し、終わったら出して畳む」だけ。
それだけに短縮されてしまっていたのだ。

「ドラム式洗濯機を買ったら人生が変わる」
「洗濯が日常から消える」

僕が好きなYouTuberや、周りの友人の全員が口を揃えて言っていた。
当時の僕には、それがなんとも大袈裟に感じられて信じられなかった。
それと、なんと言ってもドラム式洗濯機は高額だった。

「みんながいいって言っているけど、高くて手が出ないし、
今の洗濯機もまだ使えるから必要ないな」

そう言って、気になってはいたけれど、
先延ばし、先延ばしにしてきていたことを思い出した。

それから数年が経ち、今の嫁さんと一緒になって、
引っ越しをするこのタイミングで、とうとうドラム式洗濯機が我が家に導入されたのだ。
それも今購入できる、“最新”の機種が。

結果どうだろう。
あの頃は「必要ないかも」と思っていたのに、
それが今では「絶対に手放せない家電NO.1」になっていた。

少し思い切った決断(支出)であったが、
長期的に見てこんなに「“生活が変わる”商品(投資)」はあまりないのではないだろうか。

「もう前みたいに洗濯物干したりとか考えられないな、、」
そう思いながら、再び本に目を落とす。

(ブーーーーーーー)

スマホを取り出すと、Amazonからセールの通知。

「もっと生活が変わる”投資”が他にもあるかも、、」

そんなもっともらしい口弁をたれながら、僕はまた、ほしい家電を探すのだ。

【メリット】今のドラム式洗濯機のよいところ

  1. 洗剤・柔軟剤の自動投入
  2. ハイブリッド(ヒートポンプ&ヒーター)乾燥で洗濯機が熱くならない
  3. 大容量で洗える(洗濯・脱水11kg/乾燥6kg)
  4. 乾燥フィルター自動お掃除

今のドラム式洗濯機でいいなと感じているところは以上の4つ。

一人暮らしでない方でなく、お家に設置できる方には
絶対に大容量で洗えるサイズをおすすめします。
(一般的には「1人1日1.5kg」が目安といわれているようです。)

またすでにドラム式洗濯機を持っている友人と話していて、
うらやましがられたのが以下2つでした。

「洗剤・柔軟剤の自動投入」
「乾燥フィルターの自動お掃除」


この2つは洗濯・乾燥の運転のたびに必要となるので、
自動化されているととても便利とのことでした。

ご予算内であればこの4点を備えているドラム式洗濯機をとてもおすすめします。

【デメリット】今のドラム式洗濯機の気になるところ

  1. 広い設置スペースが必要となり、収納扉を外して設置したところ
  2. 乾燥した後、洗濯物を放置しておくとシワになりやすい。
  3. モードを選び直すとき、「電源入・切」を押して再び操作する必要あり

今のドラム式洗濯機で気になるな、と感じているところは以上の3つ。

縦型の洗濯機と異なりドラム式は、概ね大きくて重たいです。
賃貸住宅であれば「防水パン」という洗濯機を置く台が設置されていると思いますが、
デザインによっては、この防水パンの上に収まらず、前に出っぱるようなフォルムのものがあります。
(うちのドラム式は防水パンの上には、前も後ろも収まりませんでした。)

我が家では「扉で開閉できる独立した洗濯機収納クローゼット」の中に置くのですが、
この「でっぱりフォルム」により搬入時、設置できないことが判明。
結果(どうしてもこの機種がよかったので)クローゼットの扉を外して設置しています。
※カーテンで目隠しをしています。

また私が少し気になっているのが、地味に③の部分。

「あ、やっぱり別のモードにしたい」

と思ったとき、このドラム式には「取り消し」ボタンや「戻る」のようなボタンがなく、
一度スイッチをオフ→オンとつけ直して、再度選択する必要があります。

別のモードにしたいなあ、間違えたなあと思い、取り消し操作をすることは
少なくないので、毎日操作をしていて気になった点です。
※同じモデルをお使いの方、ここ押したら取り消せるよ、などあればぜひ教えてください。。

まとめ

今使っている洗濯機のモデルのメリット・デメリットについて、綴っていきましたが、
とはいえ私にとって、革命をもたらしてくれた家電NO.1であることは変わりません。

正直縦型の洗濯機にはもう戻れないと思うので、
今のドラム式を大切に大切に、ながく愛用していきます。

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