バンコクでベビーカーは“持っていく派”?“借りる派”?
こんにちは、Design garageのNaoです。
突然ですが、バンコクお住まい(or旅行で来ている方)、お出かけの際に「ベビーカー」はもっていきますか・・・?
僕は、何度か外に持って出かけた結果、うちではベビーカーはもう「出先で借りる」ことがスタンダードになりました。
日本では、屋外・屋内どこでも問題なく使うことができるベビーカーですが、海外ではそんなことはないんだなと、身をもって実感しました。
ここからは僕が、「バンコクでは、出先でベビーカーを借りる」という考えに至った背景から、みなさんが気になる「アイコンサイアム」でのベビーカーレンタルについて、書いていきます。
正直、バンコクの街中でベビーカーを使うのは、かなりしんどい

バンコクでは道路・歩道が整備されている一方で、ベビーカーをスイスイ歩けるほどには、整っていない道路・歩道が多い印象です。
大人が歩くぶんには全く問題ありませんが、ベビーカーだとつまずく。ひっかかる。取り回しがうまくいきません。
実際、僕が日本にいたころの感覚でベビーカーを持ち出した際、うんしょ、うんしょと溝や、段差、道路のひび割れを回避しなければならず、「持ってくるんじゃなかった」と後悔したことが何度もありました。
それからというもの、ちょっとした出先であれば、抱っこ紐やヒップシートで出かけるようになったのです。
でもデパートでの買い物中は、やっぱりベビーカーがあると助かる
休日。家族でショッピングや外食に出かけることが、我が家の楽しみのひとつなのですが、やはりデパートだとベビーカーがあると本当に助かります。快適さが違います。
・ずっと抱っこするのも疲れる
・子供が疲れた、寝たら、ベビーカーで休ませてあげられる
・荷物をベビーカーにおいて、大人の負担を軽くすることができる
ベビーカーの利点をあげれば、本当にきりがありません。
つまるところ、ここまでの整理をすると、「外出先のショッピングモールやデパートでだけ、ベビーカーを使いたい」ということになります。
そしてこれを叶えてくれるのが、「ベビーカーの貸し出し(レンタル)」ということなんです。
“ベビーカーの貸し出し”は、バンコクではスタンダードです。
MBKでもセントラルでも、ベビーカー貸出はもう定番

そしてこの「ベビーカーの貸し出し」、バンコクの主要デパート、ショッピングモールであれば概ね対応しています。
うちが借りただけでも、
・Central
・EMSPHERE(エムスフィア)、 EMPORIUM(エンポリウム)、 EMQUARTIER(エムクォーティエ)
※プロンポン駅直結のあの3つのデパート群
・アイコンサイアム
・ONE BANGKOK
などなど・・・
だいたい大きいデパートであれば、サービスカウンターに行くと、借りることができます。
しかもとても素敵なポイントが、アカチャンホンポなどで売っているような「いい品質のベビーカーが借りられる」というところ。
日本のイオン、ららぽーと、空港で借りられるような「プラスチック素材で、子供だけスポッと入れるようなベビーカー」ではないんです。
バンコクでのベビーカー貸し出しは、「大人目線の使い勝手」も、「子供目線での乗り心地」も、両立してくれているんです。
出先の荷物、減らせるのってシンプルに嬉しい
車で外出しない場合、「ベビーカーを持っていくか否か」で、持っていく荷物量には雲泥の差がでますよね。
ベビーカーを持っていく場合、付属アイテムが有無を言わずについてきたりして、複数の荷物がドカッと増えることになります。
・ブランケット/レインカバー
・エアラブのような暑さ対策グッズ
(などなど、あげればキリがない。)
それに加え、ムーブミ―やタクシーなどに乗るとなると、乗り込む前に荷物を手元に移したり、ベビーカーを折りたたんだり・・・などの手間もあって、親はてんやわんやです。
そんな時に限って、子どもが危なそうなことをしている!目が離せない!みたいなことが起こります。(そんなことしか起こりません。)
子どもの安全を最優先にするからこそ、とにかく荷物は少ないほうがいいなあ、と思っています。
借りたい時、タイ語ではなんと言えばいいんだろう?
借りたら確かに便利だなと思っても、なんて言ったらいいんだろう?と思われた方に、ベビーカーを貸してください!というタイ語を例にしてみました。
参考になれば幸いです。
ベビーカーを貸してください(タイ語/ローマ字表記/カタカナ発音)
タイ語表現(ここをスタッフさんにお見せするのも◎)
ขอรถเข็นเด็กหน่อยค่ะ/ครับ
ローマ字表記
- 女性が話す場合:kho rot-khen-dek noi ka
- 男性が話す場合:kho rot-khen-dek noi khrap
カタカナ発音
- 女性が話す場合:コー・ロッケンデッ・ノーイ・カ
- 男性が話す場合:コー・ロッケンデッ・ノーイ・クラップ
難しいですが、英語でもいいし、日本語だってスタッフさんに伝わるかもしれません。
目的が達成されればOK!という気軽なマインドでいきましょう。
アイコンサイアムにもベビーカーってあるの?

情報が古めのブログ記事が多数。だから僕が最新のコトを書くことにした
前置きが長くなりましたが、本記事の本題に入ります。
アイコンサイアムに行こうと思った時、ベビーカーの貸し出し有無をネットで調べてもなかなか、ズバリのこたえに辿り着くことができませんでした。
だったら、僕が現地レポートをして、同じような疑問を抱くみなさんに、最新情報を届けようと思ったという次第です。

結論、アイコンサイアムでは、ベビーカーの貸し出しがありました。(2025年6月時点)
また館内でいろんな箇所のサービスカウンターを見ましたが、概ねほとんどのサービスカウンターにベビーカーが2,3台あった印象です。


しかも、かなりしっかりしているベビーカー!
みなさん、安心して身軽な荷物でアイコンサイアムにお出かけください。
【実録】アイコンサイアムで実際にベビーカー借りてみた
実際、うちでベビーカーをお借りした際のレポートを残しておきます。
簡単で恐縮ですが、みなさんのお役にたてばうれしい限りです。
貸出場所は?スタッフさんの対応は?

写真の赤い丸ところでかりました。
高島屋さんの前にあるサービスカウンターです。


スタッフさんも海外の方の対応にとても慣れてらっしゃるので、「ベビーカー貸してください」と、英語、またはタイ語でも構わないので話しかけたら、ご対応いただけました。
借りるには何が必要?時間制限ある?気になるポイントまとめ
アイコンサイアムでは、ベビーカーの貸し出しに「パスポート原本」と「(タイの)携帯電話番号」が必要でした。
デパートによっては、書類不要/ワークパーミッション可/パスポート(写真などデータ)でも大丈夫というところもありますが、アイコンサイアムでは、「パスポート原本」でないとダメとのことでした。
旅行の方は、タイのSIMなどをAmazonなどで事前に購入してからくると、スマホを簡単に使えるようにできますし、タイの携帯電話番号も入手できるので、おすすめです。
僕は旅行できていた時はいつもこのTRUEのSIMを、飛行機が着陸したタイミングで差し替えていました。
1つのSIMで容量無制限、10日間利用可能だし、タイの電話番号がつかえる。そして1,500円程度。
使い勝手がとてもよきです。
感想|借りて正解。むしろこれからもこのスタイルでいく
以上、アイコンサイアムではベビーカーを借りることができます、という紹介でした。
個人的にこのスタイルが快適すぎるので、もうむしろベビーカーの貸し出しがないデパートは、家族での外出時の候補から外れるようになっていきています。
というのは極端な例ですが、本当に快適なので、ぜひみなさんも出先でのベビーカーレンタルをご検討ください。
持参VSレンタル|バンコク出先でのベビーカー事情、僕なりの最適解は「貸出を利用」
「荷物が減る」ことは、出かけるまでの大人の気苦労も軽減されるし、子どもの様子を見る余裕が生まれることにもつながり、子どもの安全管理力が上がると思っています。
子連れでバンコクをお出かけする時には、ぜひ「ベビーカーの貸し出し」を積極的に活用して、気持ちも、荷物も、軽めでお出かけ時間を楽しみましょう。
ではこの辺で。
Q&A
- バンコクの街中でベビーカーは使いやすい?
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バンコクでは歩道の段差や路面の凹凸が多く、スムーズなベビーカー利用は難しい場面があります!特に公共交通機関や混雑する通りでは、ベビーカーの取り回しに苦労することがあるので、街中での利用には注意が必要と思います。
- バンコクではベビーカーの貸し出しサービスはありますか?
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あります!Central、EM District、ONE BANGKOK、アイコンサイアムなど、多くの大型ショッピングモールでは、無料でベビーカーの貸し出しを行っていました。サービスカウンターに行けば手続きできます。
- アイコンサイアムでベビーカーを借りるにはどうすればいい?
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高島屋前のサービスカウンターなどで貸し出しがありました。借りる際には「パスポート原本」と「タイの携帯電話番号」が必要です。英語や簡単なタイ語で「ベビーカーを貸してください」と伝えれば、スムーズに対応してもらえました。
- ベビーカーを借りるときのタイ語フレーズは?
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以下をご参考にしてみてもらえると幸いです!
男性が話す場合: コー・ロッケンデッ・ノーイ・クラップ
女性が話す場合: コー・ロッケンデッ・ノーイ・カ
タイ文字:ขอรถเข็นเด็กหน่อยค่ะ/ครับ - ベビーカーを出先で借りるメリットは?
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荷物を減らせる、抱っこの負担が軽くなる、子どもが疲れたときに休ませられる、など本当にメリットが多いです!とくにバンコクでは交通移動が多いため、現地でベビーカーを借りるスタイルが快適に感じています。