【SOUNDPEATS CC】イヤーカフイヤホンってぶっちゃけどう?3ヶ月使ってみた正直レビュー

「耳をふさがないイヤホンって、実際どうなの?ちゃんと聴こえるの?」

そんなふうに気になって見に来てくれたあなたに向けて、僕の中で絶賛、最高!と話題になっている【SOUNDPEATS CC】を3ヵ月毎日使い倒してきたので、今回レビューしたいと思います。

・耳の穴に入れないって本当に音が聴こえるの?
・散歩やカフェ作業中には実際使えるのかな?
・ambieやLinkBudsと何が違う?
・実際に使ってみた人のリアルな感想が知りたい

そんな疑問に答えながら、「SOUNDPEATS CCって結局アリなのか?」という問いに、しっかり回答を出したいと思います。(結論、音質そこそこいい、小型・バッテリー持ちもいい、デザイン無難、長時間使っても疲れない、安い。でめちゃくちゃアリです)

カナル型が苦手なんだよなって人、生活音も大事にしたい人、ながら聴きスタイルに興味がある人は、きっと共感・満足できるイヤホンだと思います。

では、ぼちぼち語っていきましょう。

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目次

まず、イヤーカフイヤホンって何者?

耳の穴に入れない?そんなアリなの?

イヤーカフ型って、これまでのイヤホンに慣れている我々からすると、ちょっと違和感のある形状ですよね。

「え、どんなふうに聴こえるの?」「本当に聞こえるの?音漏れしないの?」と僕も最初は半信半疑でした。

でも、実際に使ってみると——

「あれ、意外とアリかも。いや、これレギュラー使いかも…」

そんな声が、寄せられるケースがほんとに多いです。

実際、僕も親しい友人や仕事仲間に最近1番感動した(生活を変えた)ガジェットとして紹介して、使ってみてもらったのですが、ほとんどの人から「これは生活にぶっ刺さるね」とのきなみ高評価をもらっていました。(こんなことは久しぶりです)

イヤーカフ型イヤホン、装着もラクで耳も痛くならない。
しかも、ちゃんと音が聴こえる。生活音もちゃんと入ってくる。

耳に“挟むだけ”のこの新スタイル・新感覚の視聴体験。

気づけば僕の相棒に昇格していて、家に、職場に忘れた時には「最悪、、取りに戻ろうかな。」とテンションが下がってしまうほどの存在感をほこっています。

なぜいま人気?オープンイヤーの背景

最近じわじわ来ているのが、“ながら聴き”や“耳を休めたい”というニーズです。

何をするにしても、YoutubeやPodcastをラジオ感覚で聞いていて、イヤホンを着けている時間が長時間化する傾向がつよまっています。

でもテレワークや通勤時間中に、周辺の環境音や子どもの声、来客チャイムの音をちゃんと拾いたいという場面って、日常生活で多くあるんですよね。

そんな時に「耳をふさがずに音を楽しめる」イヤホン、ってところでイヤーカフ型がちょうどいいなと感じています。

イヤーカフ型は、イヤホン特有の圧迫感がない

周囲の音も自然に入るし、なにより長時間つけても疲れないんですよね。

僕は体質として、耳垢が湿っているタイプなんですが、インイヤー型のイヤホンだと1時間を超える長時間着用がストレスだったりします。

イヤーカフ型はその点でも通気性が高いので、長時間着用がしんどくありません。

しかも意外だったのが、装着も簡単。片手でスッとつけることができます。

なんか両手で片耳ずつつけないといけないようにイメージしていたけど、全然そんなことありません。

日常的なシーンで長い時間つかたいからこそ、“ながら使い”と“ストレスフリー”を両立したい人たちに、オープンイヤー型は一つの最適解だと思います。

家事・育児、仕事に追われているけど、耳は空いている…。

別作業をしていて好きなPodcastやYoutubeを楽しみたい人が多い現代だからこそ、いまイヤーカフ型が注目されているのにも納得です。

SOUNDPEATS CC、開けてびっくりの見た目と質感

高級感?それともカジュアル?

箱を開けた瞬間、「おっ、これは仕上がりのバランスが絶妙だな」と感じました。

パッと見はミニマルで、ブランドロゴの主張も激しくなく、無駄のないすっきりとしたフォルム。

ツヤありブラックのボディは若干チープさを感じさせるものの、約7,000円という価格帯を考慮すれば相応のデザイン。

紛失するケースを想定しても、ガシガシと普段からヘビーに使い込める価格帯で、ガジェット好きなら心地よく、バランスのよいプロダクトに感じると思います。

いわゆる“ハイブランド風の高級感”という雰囲気はまとっておらず、都会的なスタイルにしっくりハマるような、洗練されたカジュアル感。

余計な装飾がないぶん、どんなファッションにも合わせやすいのが好印象です。

そんなsoundpeatsCCにも、どんくさいところが1点あります。

それは充電ケーブルをさしたときの、取り回しが(見た目)がスマートじゃないところ。

最近はワイヤレス充電ができるイヤホンが増えてきましたが、本アイテムは非対応。USB-Cケーブルでの充電方法となります。

ケーブルで充電はいいとして、問題なのは充電ポートがケースの背面にあること。

せめて側面に充電ポートを作ってくれていたら、机におくときもスマートにポンっと置くことができたのにな。

唯一の惜しい点でした。

装着してみた → 「軽っ!」「あ、落ちない」

手に取ってまず驚くのは、その軽さ。片方約5グラム!

AirPodsも4~5グラムと同様レベルの重さですが、イヤーカフ型ということからサイズはsoundpeatsCCの方が若干大きいこともあって、それゆえにAirpodsよりも軽いと感じました。

「え、これちゃんと音出るやつ?」って思うほどの軽量設計です。

実際に耳にかけてみると——

「あ、めっちゃ自然にフィットして、意外とズレない。」
「耳が全然痛くならない…!」

そんな感覚にすぐ気づくはずだと思います。
装着感としては「軽く、耳つままれてるなあ」といった感じです。

そしてマスクやメガネとの相性もバッチリで、まったく干渉しないからイヤホンを着けてるのを忘れるレベルの装着感。

しかも、動いても落ちにくくズレにくい。ウォーキングや家事、作業中にも安心して使えるフィット感があったことには驚きです。

「耳、ふさがない」と「音がちゃんと届く」は両立するのか?

街歩き・カフェ作業・ジョギングで使ってみた

街歩き・カフェ作業・ジョギングで使ってみた感想を簡単にご紹介します。

最初は、「耳ふさがないのに、音ってちゃんと聴こえるのな?」って心配していたけど…

実際に使ってみたら、環境音と音楽の両立という不思議さが“心地よさ”に変わっていきました。

たとえば、街歩き中。

車の音や人の気配はちゃんと届いてくるのに、音楽も自然に耳に入ってくる。

音の「存在感」が程よくて、外界との距離感、調和がとれている感じが心地いい。

工事現場や交通量が多いような騒音がたくさんあるところでは、イヤホンの音は負けてしまう場面もあるので、
あくまで静か目な外環境が得意なイヤホン、といった印象です。

カフェ作業では、BGM感覚でお気に入りの音楽を流しながらも、店員さんの声や周囲の空気感をちゃんとキャッチできるから、どんなことが起きているかを常に把握できるので、逆に集中しやすかったです。
(急に話しかけられたりするとびっくりするので…)

ジョギング中のシーンは、足音と風の音に混ざって、テンポよく音が耳に届きます。

ズレて音楽が聞こえなくなる!ということは意外と発生しなくて、周囲の状況にも気づけるから、安全面でもストレスがありませんでした。

遮音はしない。でも聞こえる。不思議なバランス感

ノイズキャンセリングみたいに“音を消す”アプローチはなく、必要な音だけ自然に届けてくれる感じ

静寂を作るんじゃなくて、日常のなかにそっと音を差し込むような、そんな絶妙な“距離感”を作ってくれます。

遮音しないからこそ、「あ、話しかけられた」「車が来るな」といった情報にもすぐ反応できます。

音楽と外界を分けずに、その環境全体のメンバーとして一緒に共存する、新しいリスニング体験でした。

音質チェック|この価格で音質は? 正直どう?

低音・高音・ボーカル…ジャンル別に聴いてみた

低音・高音・ボーカル…ジャンル別に聴いてみました。

まず率直に言うと、この価格帯(1万円以下)で、イヤーカフ型のイヤホンでこの音なら、かなり優秀だと思いました。

低音はしっかり鳴るけど重すぎず、ちゃんと“締まり”があって、リズム系の楽曲にも相性◎。

高音はシャリつかずにクリアで、シンバルやストリングスも自然に伸びてくれる印象です。

ボーカルは近すぎず遠すぎずで、輪郭もしっかり目に際立っていたので聴きやすかった。

派手なドンシャリでもなく、かといって眠たいフラットでもない。

“ちょうど心地のよいチューニング”がされていて、ジャンル問わず楽しめるバランス感。

ポップス、ロック、R&B、ジャズあたりは特に気持ちよく聴けたのでグッドでした。

「PeatsAudio」で音を作り込める。

専用アプリでイコライザー調整もできるから、自分好みの音に寄せるのも簡単です。

映画モードやゲームモードもあって、用途に合わせて、“音楽時間”がちょっと豊かになる感じ。

僕はあんまりこういうのを作りこむのは得意ではないんですが、好きな人にはこういうカスタマイズができるアプリがあることは刺さると思います。

僕が地味に重宝しているのが、「タッチコントロールを無効にする」という機能。

soundpeatsCCを使っていて、最初のころは装着したり、少し装着感を調整する際に本体のタッチセンサーに触れてしまって、音声が大きくなったり、小さくなったりしてしまうことが多々発生していました。

ですが、このアプリで「タッチコントロールを無効にする」をONにして以降はこの悩みも解消されて、快適性が格段に向上

こういった痒いところにとどく機能実装は、本当に嬉しいですね。

SOUNDPEATS CCは「どんな人向き」なのか?

リモートワーク勢/アクティビティ好き勢/家事・育児などに奮闘するすべての人へ

このsoundpeatsCC、どんな人におすすめかなあと考えた時、イヤホン本体にクセもなく、生活のどんなシーンにも並走して音楽やラジオを届けてくれる、身軽な相方という特徴があるので、「音楽コンテンツを手軽に楽しみたい全ての人へ」がアンサーになると思います。

価格帯、音質、イヤーカフ方という特徴、アプリ機能などすべてのバランスが絶妙なハイパフォーマー。

子供が産まれてから、また出社が多くなってきた最近、音楽から離れてしまうことが増えて、でもそれはライフステージが上がるにことにともなって「仕方ないこと」なのかな、と一部諦めていた部分がありました。

でもそんなことはない、むしろ過去でいまが1番音楽を、音声コンテンツを楽しんでいるような気がします。

僕にとって大切な趣味であり、人生の構成要素であった「音楽」を再度もたらしてくれたsoundpeats CCは、本当に感謝です。

少しでも音楽から離れてしまった人へ、音声コンテンツで勉強をしたい人へ、すべての人にこのガジェットの存在が広まったらいいなと心から思います。

どうせなら音質がいいイヤホンで聴きたい。ゆっくり楽しみたい。そんなことを考えて音楽自体から遠ざかってしまっていたのは、間違いだったなと今振り返って思います。

それよりも「音楽との接触回数を多くすること」「どんな形であれ、場面であれ音楽を楽しむこと」が大切。そんなことを考えさせてくれるキッカケを、soundpeatsCCがくれた気がします。

他の「耳ふさがない系」とくらべてどう?

ambieとの違い、LinkBudsとの違い

「耳ふさがないイヤホン」って最近いろんなタイプがありますが、タイプによってけっこうクセがあるんですよね。

  • ambie(アンビー)は、“耳に挟む”という独特のスタイル。装着感に好みが分かれやすく、慣れるまではちょっとクセ強め
  • LinkBuds(SONY)は、音質・テクノロジーともに優秀。ただ、2万円超えの価格帯がネックという人も多いはずで、こういった特殊なイヤホンを買うという際には、購入ハードルが高めです。

で、SOUNDPEATS CCはそのちょうど中間。
クセが少なく、手頃な価格で、装着感や音質もバランスの取れた「万人向け」な立ち位置なんです。

価格・音質・使い勝手を比較表でざっくり整理

完全に僕の個人の感想になりますが、soundpeatsCC、ambie、LinkBudsを比較表で整理したらこんなイメージです。

製品名装着方式価格(目安)音質評価
SOUNDPEATS CC耳かけ型¥7,000〜¥9,000★★★★☆
ambie耳挟み型¥14,000〜★★★☆☆
LinkBudsドーナツ型¥22,000〜★★★★★

この表を参考に、ご自身で量販店などで視聴いただきつつ、最適な一台を選んでもらえると幸いです。

どれも「クセのあるイヤホン」という点では同じなので、限りある予算で、ベストなイヤホンが買えることを願っています。

✔ 総評すると…

  • 初めてオープンイヤーに挑戦してみたい!
  • でも高すぎるのはちょっと嫌だな。
  • コスパ良くて、紛失したり壊れてもしてもいいくらいの金額感がいい。
  • 無難で使いやすいデザイン。
  • 音質も捨てたくはない。
  • 今よりももっと日常の一部として音楽を楽しみたい。

そんな人にはまさに“SOUNDPEATS CCちょうどいい選択肢”だと断言できます。

極端なクセもなく、価格的にもチャレンジしやすいから、
「耳ふさがない系ってどうなんだろ?」という入門機にもぴったりです。

結論|耳を休めつつ、ちゃんと聴く。SOUNDPEATS CCは選ぶ価値あり

耳をふさがないことで得られる“心地よさ”と、“ちゃんと聴こえる安心感”。

その両方をバランスよく叶えてくれるのが、SOUNDPEATS CCです。

価格も手頃で、クセも少なく、音質も十分。

オープンイヤーイヤホンの“入門機”としてはもちろん、普段使いの“ながらリスニング用”としても、選んで損はない1本です。(実際僕はレギュラーイヤホンがAirPods⇒soundpeatsCCへとなってしまいました。)

こういう人には超おすすめ!

🎧 カナル型イヤホンがどうしても耳に合わない人
 → 圧迫感ゼロ。耳が痛くならないストレスフリー設計で長時間使えます。

音楽も生活音も、どっちも逃したくない“ながら聴き派”
 → 周囲の音が自然に入るから、作業中・移動中も安心。いつもの日常シーンが音楽で彩りにあふれます。

🔌 ちょっとガジェット好きで、コスパにもこだわりたい人
 → この価格帯でアプリ対応&チューニング機能ありはレア。プロダクトのパフォーマンスバランスが素晴らしいです。

買うときのちょっとした注意点(サイズ・ペアリングのコツなど)

■ 耳のフィット感は人によって違う

耳の形によっては、フィット感に差が出ることもあるかと思います。
長時間使う予定なら、できれば試着や返品保証があるショップでの購入がおすすめです。

■ ペアリングはアプリより「Bluetooth設定」から

初回ペアリングは、スマホのBluetooth設定画面から行う方がスムーズ
アプリ接続はそのあと、時間がある時でOK。(会員登録など必要なので。めんどくさい人はなくてもOKくらい音質良いです。)

■ 防水性能は「IPX5」=防滴レベル

汗や小雨程度なら問題なし。でも、シャワー中や激しい雨ではNGなので過信は禁物です!

まとめ

  • SOUNDPEATS CCは「耳をふさがない」オープンイヤー型で、自然な装着感と生活音との共存が魅力
  • 軽くて痛くなりにくく、マスクやメガネとの相性も◎。散歩や作業中でも違和感なし
  • 音はしっかり聴こえつつ、遮音しないので周囲の音にも気づけて安心。ながら聴きにぴったり
  • 価格は7,000円台〜と手頃ながら、音質はバランス良く、アプリでの音質調整も可能
  • LinkBudsやambieと比べてもクセが少なく、初めての耳ふさがない系イヤホンとしてもおすすめ
  • 耳の形によってフィット感が異なるため、できれば試着を。ペアリングはBluetooth設定からがスムーズ
  • IPX5の防滴仕様なので、軽い雨や汗には耐えるが水没やシャワーはNG
  • カナル型が苦手な人、生活音を取り入れたい人、日常的に音楽を楽しみたい人にぴったりの1台
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Q&A

イヤーカフイヤホンってどうやって聴こえるの?

耳の穴に入れず、耳にひっかけるように装着するイヤホンになります。骨伝導や空気伝導技術などモデルによって使用は様々ですが、耳をふさがなくても音がしっかり届きます。環境音も聞きながら、音楽や通話を楽しめるのが魅力です。

SOUNDPEATS CCの音質って正直どう?

1万円以下という価格帯ながら、低音・高音・ボーカルすべてバランスよく再生されます。派手すぎず地味すぎないちょうどよさで、さまざまなジャンルにマッチしているように思います。アプリでイコライザー調整も可能で音を作りこむことができます。

どんな人にSOUNDPEATS CCは向いている?

リモートワーク中に宅配の音を聞き逃したくない人、子どもを見ながら音楽を楽しみたい人、散歩中も周囲の音をキャッチしたい人など、“ながら聴き”をしたいすべての人にぴったりのイヤホンです。

LinkBudsやambieと比べてどう?

ambieは耳に挟む構造でクセがあり、LinkBudsは高音質だが価格が高め。SOUNDPEATS CCはその中間に位置し、クセが少なく価格も手ごろ。初めてのオープンイヤーイヤホンとして個人的におすすめです。

購入時に気をつけることはありますか?

耳の形によってフィット感が異なるため、長時間使う人は可能であれば試着をおすすめします。また、ペアリングは専用アプリよりスマホのBluetooth設定から行うほうがスムーズです。防水はIPX5レベルなので、水没にはご注意を!

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