いつもご覧いただきありがとうございます。
デザインガレージのNaoです。
突然ですが、みなさんは本を選ぶとき、
どういった選び方をしてますか?
僕は書店に入って、
面白そうだなと思ったり、
表紙が良いなと感じた本を手にとって、
中をパラパラみて興味がさらに湧いたとき、
購入したりしています。
Kindleでも同様に、
気になった書籍や、表紙を見て
「Kindle unlimited」のものだったら
とりあえずダウンロードをしています。
▼Kindleについての人気記事はこちら
そうやって、いろんな本を読んできて、
「これはいい本だったな」
と感じる本に出会えるた時には、
嬉しく、内容もすごく記憶に残っています。
ただ、その“良本”と巡り合う確率って
すごく低いなと感じています。
僕の本の選び方のセンスが悪いのか、、
なので最近、僕の中で「悩み」と
いうほどではないけれど、
「本との巡り合い方」について
もっといい方法はないかと思っていました。
そんなことを考えていた矢先、
「面白そうなホテルがある」といって、
連れて行ってもらった所がまさに、
「誰かの記憶に残った本」
「誰かの人生に影響をもたらした本」
に巡り合える場所でとても面白かったので、
今回は「BUNSHODO HOTEL」について、
紹介していきます。
人を「本」でつなぐというコンセプトホテル
「アーカイブホテル&カフェ」と
ホームページでは紹介がされています。
場所は福岡県博多駅のすぐ近くです。
僕は今、東京に住んでいるので、
すぐふらっと足を運べず残念です。
東京にも、できてくれたらなあと
心から思いました。
本と人、
日常にある第三の場所。
アーカイブホテル&カフェ「BUNSHODO HOTEL」
ここは宿泊するだけのホテルではありません。
人のつながりを感じながら物語に触れることができる
あなたにとっての「新しい暮らし」が生まれる場所です。
ある日は、美味しいコーヒーとサンドクッキーと。
ある日は、本を通じて人と語り合う。
ある日は、本の世界に一日中入り込む。
ある日は、大事な本を預ける。
日常の中にある、少しだけ特別な時間。
今日も想い想いに暮らしている人たちがいます。
きっと見つかる、あなたにとっての第三の場所。
※ホームページより引用※
実際にここに訪れると、
このホテル&カフェのコンセプトが、
違和感なくスッと入ってくる。
そんなステキな場所でした。
店内はたくさんのユーザーから
寄贈された本で溢れています。
1冊、1冊それぞれに、
寄贈者の「プロフィール」と、
「誰かに読んで感じてほしいこと」
「伝えたいこと」が書かれた
“ドネーションカード”がついています。
ここで本を寄贈をすると、
・カフェで使えるドリンクチケット
└(宿泊者)
・「デイユース」割引チケット
└(宿泊以外の方)
がもらえます。
自分の思い入れのある本が、
誰かとまた出会って、
自分もお得にこの場所が使える。
そういったステキな仕組みが
とてもgoodでした。
良本と巡り合える「カフェ」としても利用が可能
入口から入るとすぐに、
イスとローテーブルがあって、
その奥にカフェカウンターと、
ホテルのフロントがあります。
普段スタバや、他のカフェにいって
読書やPCをしている方がいたら、
ぜひ足を運んでみてもらいたいです。
マシンでの本格コーヒーの販売や、
スイーツの販売もあるので、
カフェ利用としてもオススメです。
席数は8席くらいと、
そんなに多くはないです。
その分間隔が開いているので、
読書に没頭ができる、
良い空間だと思いました。
FREE Wi-Fiもあるので、
Kindleなど電子書籍の読書や
PC作業もできるのもgoodです。
【レビュー】読書に集中できる宿泊利用
今回は嫁さんと2人で
実際に宿泊してきたので、
備忘録としてレビューを
ポストしていきます。
今回、楽天トラベルから
予約をしたのですが、
スーパーセールなど安い時に
予約したこともあり、
2人で4,000円もかからない程、
低コストで宿泊することができました。
みなさんもぜひ、
いろんな予約サイトを
確認してみてください。
本に泊まる
Stay in a book
多様な価値観をもつキュレーターが選書した書籍がセットになったご宿泊です。書籍はテーマによって数冊選書され、“本に泊まる”特別な一夜を創り出しています。「BUNSHODO HOTEL」でしか味わえない滞在を、是非お愉しみください。
公式サイトからは、
「本に泊まる」という、
書籍がセットになっている
面白い宿泊プランもあるので、
ぜひそちらもチェックしてみてください。
ダブルベットの部屋に泊まりました。
部屋には、ベッド、洗面所、デスク、
冷蔵庫など必要なものは完備されており、
シャワールーム・トイレは別部屋での
共同施設として設けられていました。
※部屋によってはシャワー・トイレが
備えられている部屋があるとのことです。
シンプルなデザインの洗面所。
アメニティなども完備されていて、
素泊まりでも問題なく利用できます。
冷蔵庫も備え付けられています。
500mlペットボトルが、
8〜10本くらい入る大きさです。
キャリーケースなど、大型の荷物も
ベッド下の収納スペースに収納できます。
これで部屋を広く使うことが可能です。
部屋の中にも本が置いてあります。
もちろん全ての本に、
ドネーションカードが添付されていて、
それぞれのドナーのコメントを
見ながら、本に巡り合うことができます。
部屋の鍵はナンバータイプです。
チェックイン時、このホテルの
公式LINEを友だち登録するのですが、
その際、部屋とシャワールームの
鍵番号が送られてくる仕組みです。
鍵を無くす恐れもなく、
とても良い方法と思いました。
廊下の窓際や、ローテーブルにも
本が置いてあり、
館内の至る場所にて、
本との巡り合いができます。
あそこにはどんな本があるんだろうと、
いろんな場所が気になる仕掛けが、
童心をくすぐられました。
僕も本を寄贈してきました
せっかく泊まったので、
今回僕も「BUNSHODO HOTEL」へ
本を寄贈してきました。
本を用意してくるのを忘れたので、
夜飲みに出かけたついでに、
この前読んで印象だった本を
ブックオフで探し、購入してきました。
南海キャンディーズ山里亮太さんの
「天才はあきらめた」という本です。
僕もドネーションカードを
書かせていただきました。
カード単体の写真も撮ったのですが、
ここに載せるのはなんだか
恥ずかしくなったので、
控えたく思います。
(もし現地で触れる機会があれば
ご覧いただけると幸いです。)
おすすめの本なので、
ぜひ読んでみてもらえたらと思います。
まとめ
これまで本に出会う方法は、
自分で探し、気になったものを買う。
話題になっているものを、
口コミがいいものを買う。
といったものがほとんどでした。
BUNSHODO HOTELの
「自分のおすすめの本を、
ある共通の場所に寄贈し、
ドネーションカードを持って、
誰かに紡いでいく」という
本との出会い方は初めてで、
とても面白く魅力的に思いました。
普段から何回も通いたいですが、
僕はすぐに足を運べる距離でないのが、
とても悔やまれます。
「当たり外れがある」ということも、
読書の楽しさのひとつだと思いますが、
できれば数多くの良本に出会いたいですよね。
「外れ」に出会っている〜
ということではないですが、
たくさんの良本に巡り合いたいので、
ほんと東京にもできないかな。
それではまた。