ずっと前から気にはなっていたのだけれど、
紙で読むのも好きだしなあと思って、
なかなか購入に踏み切っていなかった
Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)。
前年10月に引っ越しをしたのですが、
もっている本の多さに大変苦しめられました。
(引っ越しを機に、半分くらいもっている本を
処分したのですが、それでも持ち運んで
移動させるのは大変でした)
「次はなにが書いてあるのかな」とページをめくる感じや、
「いろんな本を買ってきたなあ」と本棚を眺める楽しさ、
「この本よかったなあ」と思った時には
友人にそのまま貸すことができる、
といった点こそが紙の本を持つ醍醐味だと思っています。
それでも東京という街で、
背伸びしても広いとは言えない1Kに引っ越した私には、
「本を紙でもつ」ということが少し負担に思える機会が増えてきました。
そんな事を考えている時、Amazonは
毎回タイミングよく大型セールを開催してきます。
今回は購入して約1ヶ月がたった
「Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)」について、
ファーストインプレッションということでレビューをしていきます。
「KIndle paperwhite」について
こちらが今回、タイムセールで購入したKindle Paperwhite。
みなさんすでにこのデバイスが何か、
ということはご存知かと思いますが、
Amazonが販売している電子書籍リーダーになります。
e-inkというディスプレイを搭載していることで、
電子書籍リーダーなのに
『紙で読んでいるかのような読み心地』が
楽しめるとして評判のこのデバイス。
まずは今回購入したモデルのスペックを
簡単におさらいしていきます。
カラー:ブラック
サイズ:32GB
└167 mm x 116 mm x 8.18 mm
重量:182g
モデル:広告なし
接続方法:wifi
ディスプレイサイズ:6インチ(反射抑制スクリーン)
解像度:300ppi
フロントライト:LED5個
数週間持続バッテリー搭載
フラットベゼル
防水機能搭載
ざっと、以上です。
文字で見ることには、「ふむ、そうなのか」といった具合ですが、
実際に手にしてみた時の「小さい!」という
衝撃にはある種の感動を覚えました。
今ではどこへ出かける時でも、手放せない。
そんなお気に入りのデバイスの一つになっています。
どうして購入したの?
Kindle Unlimitedについては以前から登録しており、
普段使っているiPhoneやiPadで見ることは可能でした。
ただその環境では、あまりKindle Unlimitedを
使って読書をしていない(気が進んでいない)自分がいることに気がつきました。
「あ、この本読みたかった本だ」
「この本も気になるなあ」
と自分のライブラリに追加はするけれど、実際のところ読んでいない。
これには理由があることを自分なりに感じるところがあって、
iPhoneは画面が小さくて読みづらく、
また通知がきたりと集中力が切れやすい。
iPadは重すぎて読書という行為への負荷が大きい
ところが原因だと思っています。
(カラーであるからこそ楽しめる雑誌については
iPadの方がよいのでiPadで読んでいます。)
あとは、単純に「読書専用デバイス」という
ニッチさがガジェット好きな自分にはたまりませんでした。
それであってものすごく価格が高いということではないし、
軽量で手軽に読書が楽しめると考えれば、
とても魅力的なデバイスだと思います。
今では毎朝、30分程度ゆっくりと読書する際に重宝しています。
「Kindle Paperwhite」の良いところ
圧倒的な携帯性とその軽さ
今回購入したKindle Paperwhiteについて、
1番良いなと感じている点は、この「携帯性」と「軽さ」です。
外に出かける時には基本的にカバンに
入れて持ち歩いていますが、重量もとても軽いので全く負担になりません。
また今の季節であればアウターのポケットに
すっぽりと入ってしまうので、電車での移動中や、
ちょっとした隙間時間に読書を楽しむことができます。
このちょっとした隙間時間に、
スマホをなんとなくいじるのではなくて、
「読書の時間」として活用できることが
とても生活の質をあげてくれていると思います。
大人になったからこそ、本に触れる大切さを
昔よりも実感するようになりました。
そして「読書」という楽しさを持ち歩こうと思った時、
このKindle Paperwhiteは最高のパートナーになると思います。
ストックできる本の多さ
これだけの小さなボディに対して、
私の32GBという容量であれば、
書籍であれば数千冊、漫画であれば約650冊の本を
この1台に保存することができます。
都内1Kの家にひとり暮らしをしている自分には、
恥ずかしながら本棚のスペースを
たくさん確保することは難しく、
またこの度の転居では、
全ての本を運び出すことの労力にも驚かされました。
実際の本で所有するよりも圧倒的に軽く、
持ち運びも手軽にできて、さっとどこでも読むことができる。
Kindle Paperwhiteを使っていると、
まるで自宅の本棚がまるっとポケットに
入っているかのような感覚になります。
普段読みたいと思っている本はKindleで、
お気に入りの本は書店で買おう。
そんな選択肢を持つことができるのも、
Kindle Paperwhiteの魅力的なところです。
安心の防水性能
今回のKindle PaperwhiteにはIPX8等級相当の機能が搭載されています。
湯船につかりながら読むことだってできてしまうし、
なんならポチャっと水の中に落としてしまっても大丈夫。
普段使っていて指紋や汚れが気になった時には
さっと水洗いしてしまっても問題ないし、
とっても便利で安心ですね。
今日は気分を変えて、音楽をかけて
半身浴しながら読書でもしようかな、
そんな優雅な休日だって演出してくれるデバイスです。
目に優しいディスプレイと、充電のもちのよさ
6インチ、300ppiのディスプレイでは本当に
紙の本のようなシャープな文字を表示してくれます。
搭載されているe-inkスクリーンはiPhoneやiPadと違って、
日差しやライトの光をうけた反射がなく、
紙の本のように読書を楽しむことができます。
きっと、みなさんも手に取って利用された時には
「あれ、目がそんな疲れないな」と感じられると思います。
仕事や日常生活でPCやスマホに触れる時間が
多くなってきた今だからこそ、
「目が休める」ということを意識がけていきたいですね。
あとは、充電のもちのよさ。これは本当にすごい。
1月上旬に届いてからまだ2回くらいしか
充電していないのではないでしょうか。
(しかも充電が切れそうになったわけではなく
充電していたので実際は2回も充電する
必要なかったのかもしれません。)
充電アダプター経由であれば
3時間でフル充電が可能とのことですが、
フル充電したら、一体いつこれは充電が切れるのか、、
と持ち手が不安になるくらいに充電持ちがいいです。
私が持っているガジェットの中では桁違いに、
断トツで手がかからないデバイスになっています。
「読書」をより身近なものにしてくれるところ
①から④までも包括して言えることなのですが、これに尽きると思います。
とっても自分の中で「読書」という行為が身近なものになりました。
Kindleストアでは最新のベストセラーから不朽の名作まで、
和書・洋書を含め合計700万冊以上の商品ラインナップがあるとのことだし、
私の使っているKindle Unlimitedでは200万冊以上の
本・マンガ・雑誌などが読み放題で楽しめます。
1ヶ月に1冊程度本を購入する方にはぜひおすすめです。
また地味におすすめな機能として、
読書中、意味がよく分からない言葉に出会ったとしても
Kindle Paperwhiteの検索機能でそのページから離れることなく
調べることができる点も重宝しています(ネットに接続が必要です)。
しおりの機能もあるので、
サクっと言葉も調べることができて、
さっと続きから読み始めることができる。
紙の本にはなくてKindle Paperwhiteにしかない機能もとっても素敵です。
「Kindle Paperwhite」の残念なところ
個人差があると思うので、ご参考程度にご覧ください!
いいところだけでなく、普段使っていて
気になったところについても触れておこうと思います。
充電ケーブルが未だにmicro USB端子
以前のマウスのレビューでも書いた気がしますが、
端子がmicroUSBなのがちょっと個人的に残念でした。
個人的にはもう全ての端子がUSB Type-Cに
統一してくれたらいいのにと思っているので、
今後新しいモデルがでた時、端子が変わっていたら
迷わず購入しようと思います。
ベゼルが少し分厚い
今のサイジングでもそんなに不満はないのですが、
もう少しベゼル幅を狭くして、ディスプレイが
広くなってくれたらより視認性が高まるのになあ
と感じてしまいました。
この点も今後のモデルチェンジに期待ですね!
まとめ
購入してから約1ヶ月という期間ですが、
ファーストインプレッションということで
今回はレビューをしてみました。
読書は紙でこそ楽しむものでしょう!!と
個人的に思っていた時期もあったのですが、
実際に触れることで電子書籍リーダーという
選択肢もとても魅力的であることがわかりました。
「身軽に、手軽に、読書を楽しみたい」
そう考えている方には、
「Kindle Paperwhite」が一つの正解になるかもしれません。
Amazonデバイスはセール時に必ずと言っていいほど
セール対象商品になることが多いので、
気になった方はぜひ次のセール時に
Kindle Paperwhiteをチェックしてみてください。
最後まで読んでださりありがとうございました!
また次の記事にてお会いしましょう。
kindle Paperwhiteでの読書が快適になる、
無印良品のおすすめアクセサリ5選についても紹介しています。
ぜひこちらもご覧ください。